フィナステリドはどんな働きをするのか
AGA治療でよく使用されるプロペシアやフィナステリドがどのような作用をするのか知っておきましょう。
これらの薬は、医療用のAGAの治療薬として効果と安全性が確認されている薬です。
米国医薬品メーカーのメルク社が開発した薬で、世界初の医療用の飲む育毛剤となります。
フィナステリドは医師の処方が必要
フィナステリドは、1998年からアメリカで処方が開始されました。
現在では世界60カ国以上で使用されており、日本国内では、2005年から発売が開始されています。
現在では国内でも、多くの医療機関で使用されています。
フィナステリドを使用する為には、医師の処方が必要です。
プロペシア使用時の注意点
プロペシアの服用を始めた方は、最初の1カ月程度抜け毛の量が増える場合があります。
しかし、これは産毛が抜けて生えてを繰り返す中で正常な太い毛に成長していく最中におこる症状です。
プロペシアを服用すると休止期の髪の毛が一気に抜けるので、3割程度抜け毛が増加します。
しかし、この脱毛は発毛への経過で現れる症状ですので、順調にプロペシアが作用している証拠になります。
心配な方は、医師と相談しながら経過を見ていかれるとよいでしょう。
プロペシアなどの薬との併用について
プロペシアとミノキシジルの成分が配合されている育毛剤とプロペシアやフィナステリドなどの薬の併用が、海外の脱毛治療法としては一般的です。
また、実際にこれらを併用すると発毛効果が高まると言う報告もあります。
その為、国内の専門医などでも、プロペシアとミノキシジルを併用した治療がおこなわれています。
また、国内の専門医などでは、薬を使用する前に男性ホルモンに対する感受性を調べる為に、遺伝子診断をおこなう医療機関も存在します。
まとめ
AGAには、さまざまな要因があるとされています。
その為、ご自身でも生活習慣や食生活を見直すと良いでしょう。
しかし、AGAは進行する脱毛症であるので、なんらかの対策をする必要があります。
また、初期段階で治療を開始する方が結果的に治療費も抑える事ができます。