AGA以外の脱毛症や脱毛の原因
AGA以外にも、さまざまな脱毛症が存在します。
またそれぞれに特徴があり、対策や予防にも違いがあります。
ご自身の脱毛症が何の症状であるかを判断する事は、治療方法や予防をおこなう為にも大変に大事な事になります。
ご自身で判断がつかない場合には、専門医での治療を受けるのも良いでしょう。
間違った対策をしていると、薄毛が進行してしまう場合もあります。
円形脱毛症
円形脱毛症は、円形や卵型に髪の毛が突然抜け落ちる脱毛症になります。
脱毛部分は、1カ所から数カ所まで人によってさまざま違いがあります。
原因は、自己免疫機能の低下やストレスなどです。
粃糠(ひこう)性脱毛症・脂漏(しろう)性脱毛症
粃糠(ひこう)性脱毛症や脂漏(しろう)性脱毛症は、フケが増えて抜け毛が増加します。
原因は、フケが増加する事により毛穴がつまり、毛根部の活動が低下して抜け毛が増えます。
機械性脱毛症
機械性脱毛症は、額の左右の生え際が後退する脱毛症です。
髪の毛をゴムなどでくくる事が原因で、長年にわたって髪の毛を引っ張り続ける事で毛包が萎縮され脱毛がおこります。
トリコチロマニア・薬剤の服用
トリコチロマニアとも呼ばれる抜毛症は、ストレスなどで自分の髪の毛を抜いてしまう病気になります。
また、薬剤の服用によって脱毛する場合もあります。
例えば、抗癌剤を使用している人は脱毛症状が現れます。
食事や生活習慣との関係
髪の毛にも、栄養状態は深く関係しています。
バランスの悪い食事は、髪の毛の状態にも悪影響を与えます。
髪の毛の主成分はタンパク質の一種で、ミネラルがそのたんぱく質の合成を促しています。
髪の毛の栄養を保持する為には、タンパク質を豊富に含む肉、魚や大豆などをしっかりと摂っていきます。
また、ミネラルが豊富な海藻などを積極的に摂取し、食事の際はできるだけ栄養バランスを心掛けて摂りましょう。
さらに、喫煙は血行不良を招き髪の栄養不足を促進しますので、なるべく量を少なくします。
過度なストレスは、人にさまざまな悪影響を与えます。
その為、スポーツや趣味で上手にストレス解消に努めましょう。